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フィナステリドとミノキシジルの成分はどう違う?

2019年10月09日
髪に悩む男性

フィナステリドと同じくらい使用することの多い薄毛治療薬として、ミノキシジルという薬がありますが、2つにはいくつかの違いがあります。薬が作用するメカニズムの作用機序もそれぞれの薬で違います。

フィナステリドは男性ホルモンであるテストステロンをDHTへ変換する酵素である、5αリダクターゼを阻害する作用があります。5αリダクターゼを阻害すると、脱毛の指令を出すDHTを抑えることが出来るので抜け毛予防にもつながります。男性ホルモンをDHTに変換する酵素を阻害する作用があるので進行を止めることが出来るものの、発毛効果を期待することは出来ません。

ミノキシジルは元々は血管拡張剤として開発された過去があり、血管を広げることで血圧を下げる高血圧の薬で成分名になります。ミノキシジルの作用機序は解明されていないので、メカニズムは正確にはわかっていません。ただし髪の毛の発毛効果を促す毛包細胞を活性化させるという効果は事実になります。正常なヘアサイクルを取り戻すためには欠かせない薬です。一般医薬品として濃度1パーセントから5パーセントのミノキシジル成分を配合した育毛剤が販売されていますので、生え際や頭頂部に予兆を感じた場合や未然の予防には、セルフケアとして試しに使うことも可能です。ただし専門のクリニックで処方される薬は、その人の状態に合わせて調整することが出来るので、市販品よりも症状に合わせたものを使うことが出来ます。

ミノキシジルの副作用で一番多いのは頭皮のかゆみです。含有量が多いほど副作用が発生するリスクが高くなりますので、濃度が1パーセントのものよりも5パーセントのものの方がリスクが高いです。

フィナステリドは薄毛や脱毛の進行を抑える薬であるのに対し、ミノキシジルは発毛を促す、育毛効果のある薬で未然の予防や抜け毛予防にも使用することが出来ます。それぞれにはたらきやメカニズムが違うので、両方を併用することも出来ます。多くの専門クリニックではプロペシアとミノキシジルの併用治療を行っています。

AGA治療の際、両方の薬を併用していてフィナステリドのみに切り替えるタイミングは、本人の意思によるところが大きいです。十分に髪の毛が生えるまではAGAの進行を抑えるフィナステリドと、発毛促進効果のあるミノキシジルを併用しますが、本人が髪の毛が十分に増えたとか、これ以上増やさなくてもいいというタイミングでフィナステリドのみへの切り替えが可能です。

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